大魔法使いを目指しているカジートのSumomoは、バルグルーフ首長の
命令により西にある監視塔へ向かい、ドラゴンを倒すことに・・・。
もちろん一人でじゃない。
ダークエルフのイリレス様と勇敢なるホワイトランの衛兵達とだ。
『私なんか・・・まだまだ見習いの魔法使いにすぎないのに、何を期待しているのかな?』
とりあえずついて行ってなんとかしないと・・・イリレス様ぁ~足が遅すぎるよ~。
早く早くぅ~。
現場の西の監視塔に着くと、そこは炎に包まれていた。
近くにいた衛兵顔が青ざめている・・・
ただならぬ空気が・・・いやな予感・・・的中だ。
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ドラゴンが来たぞーーーーー!
全く歯が立ちません・・・衛兵さんとイリレス様に前半戦は任せます。
・・・私は遠くから様子を見ながら、とどめの機会をうかがいます。
衛兵さんたち・・・ごめんなさいぃ;
しばらく戦闘が続いたとき、やっと残りHPが少なくなり私にチャンスが訪れました。
アイススパイクをドラゴンの胴体へ・・・!
やっとのことでドラゴンを倒しました・・・。衛兵さんたちありがとう・・・。
そしてドラゴンソウルっていうものも吸収したみたい。これはいったい・・・?
周りに衛兵さんたちが駆け寄ってくる。
シャウトを使いこなせる者は
伝説のドラゴンボーンというらしい。
勇者な響きに聞こえますが、私は全く働いてませんでしたよ・・・。
そのせいで何人かの犠牲者が・・・・・
丸こげだぁ・・・ドラゴンの炎は強力ですね。・・・イリレス様はとても勇敢な女性でした。
この先の強敵達を私一人で撃退できるのか、不安になってきました・・・
『早く強くなりたいな~・・・;』
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