【第7話】本当の目的
シセロに挨拶をしなくちゃ!
・・・と思っていたが、タイミングよく向こうから声を掛けてくれた。
シセロ:待て、待ってくれ!お前を知ってるぞ!・・・そう・・・そうだ!
ロレイウス農園近くの道の途中だった。シセロは一度見た顔を絶対に忘れないんだ!
・・・やっと気付いてくれた!
さっきは目が合ったにも拘わらず無視してたよね・・・でも仕方ないか。
Sumomo:夜母を運んでいたのはあなたですよね?
ご無事でなによりです。随分と長旅だったのね・・・すごく・・・服が・・・・・。
・・・どうか疲れた身体を休めてください。
シセロ:なんと、お優しい・・・ありがとう~!・・・だが、私はすぐに母の面倒をみないといけない。
瀝青を塗って・・・それに祠も綺麗に・・・それから、それから・・・あぁ!蝋燭に火も灯さないと!!
シセロはね、やることが山ほどある。・・・休んでいる暇はない。・・・守りし者としての宿命なのだ。
守りし者・・・?闇の一党にはそんな役割もあったんだね。
・・・聞こえし者だけじゃないんだ。
シセロ:シセロは我らの母に誰も無礼を働かないように守っている。
・・・でも、勘違いしないで欲しい。私だけの母じゃない。私達の母だ。そうだろう?
お前が助けてくれたことを私は感謝している。もちろん母も喜んだはずだ!
私達の母・・・か・・・・・・。
シセロは古き慣わしを素直に蘇らせたいだけなんだ。
わかる・・・言いたいことはわかるよ。
けど、ここでは―――――・・・
突然シセロはくるっと私に背を向き、夜母が眠る棺に語りかけた。
ぶつぶつ・・・ぶつぶつ・・・
はい・・・女神様・・・・・・・そうですよ。・・・あなたがボスですよ・・・・今のところは・・・ね。
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【第6話】色褪せた闇の一党
ここが闇の一党・・・
中は薄暗く、少し湿気高い。
・・・場所が悪いのかここの洞窟には、ヤバめのキノコや植物が沢山生えている。
私を最初に出迎えてくれたのは、あの時の黒装束に身を包んでいた女王様・・・
ゲホッ!・・・いや、闇の一党のリーダー。
アストリッド:闇の一党へようこそ・・・久しぶりね。来てくれないのかと思っていたけど
安心したわ。私は闇の一党のリーダー、アストリッドよ。
頭巾の下は年を感じさせないくらいの美人さん。声もボディもなかなかセクシー。
実年齢は不明だが、だいたい40代後半くらいだろうか・・・。
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Your Market Stall:露店MOD(+SKSEの導入)
今回おすすめするMODはYour Market Stallです。
※バージョン1.1から従者に店番を任せられるようになりました。
ただし、バージョン1.1はバグが多数報告されているので、修正された1.2から
ダウンロードするといいでしょう。
好きな場所で露店を開き、NPCに手持ちのアイテムを売ることができます。
カジートキャラをお持ちの方にオススメなMODです♪
前提としてSKSEの導入が必須。
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【第5話】闇への扉
『お前を見ている』
・・・闇の一党の象徴・・・黒い手の紋章と共に添えられていた。
ヤバイ物をもらってしまったなぁ・・・。
Sumomo:はい、君に返すよ。すぐ持ち主に送り返してw
「受け取れないよ。金をたんまりもらったんでね。・・・じゃあ、行くよ」
・・・すぐにつき返されてしまった。
ダメなのぉ~??残念・・・。しぶしぶポケットにしまい込む。
お金たんまりもらったんなら、服ぐらい買いなさいよ。
裸のまま配達に来られてもねぇ・・・目のやりどころに困るよ・・・。
深夜―――――――――・・・
すごい頭が痛い・・・うう・・・・・・重たい瞼をゆっくり開けると・・・
宿屋で眠っていたハズなのに、見たことない狭い小屋の中に居た。
ここ何処!?
辺りを見渡すと、黒装束の女が棚の上に座ってこちらを見ていた。
「やっと目が覚めたようね。・・・もう、ずいぶんと待ったわ」
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