クリメクの荷物・・・意外と重い。
丁度いい。途中で一休みして少し荷物の中身を食べて、軽くしよう。
・・・そんなこと考えてるもんだから、罰が当たったのだろう。
私の目の前に見覚えのある大きな黒い物体が・・・。
『あ・・・・あいつは昨日の・・・ぜったいに・・・ぜーーったいにぃ~・・・・・・・』
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ダダダダダーーーー!!逃げるしかあるまい!!・・・どれくらい走ったんだろう?
気が付くと、イヴァルステッドの建物があんなに小さくなってた。
人も小さくなって・・・アリんこのようだ。
だいぶ進んだなぁ・・・そしてかなりの積雪になってきたよ。あ・・・防寒着忘れた・・・。
まぁ、いっか。カジートだし、多少は耐えられるかな?この剛毛で。
人間だったら、とっくに男性から嫌われてるわぁ~・・・;セーフセーフ!
しかし・・・これはひどい。視界が悪いな・・・。
こんな豪雪地帯で巡礼とは・・・ご苦労様です。
だんだんドキドキしてきたよ・・・!そして、ついに・・・
ドドーン!ここがハイ・フロスガーだ。
クリメクの荷物を箱の中に入れて・・・っと。頼まれ事はこれで完了ね。
建物の中は少しひんやりしてて冷たい。
奥へ進んでいくと、グレイビアード達が私を待っていた。
そしてグレイビアードの代表者アーンゲールさんが、そろりそろりと私に近付いてきた。
そして・・・いきなり私に第一の試練を与えてくれました。
おじいちゃん・・・手加減しないよ。・・・私、全力でいくから!
あ・・・つい、力を入れすぎちゃった。大丈夫ですか?
・・・意外とタフな体の持ち主のおじいちゃん。
とりあえず合格点をもらったので、私に揺ぎ無き力の二段階目を与えてくださいました。
おじいちゃん、かっこいい・・・。
・・・ここはスカイリムで一番高い山・・・しかもその天辺。寒すぎる・・・。
旋風の疾走の第一段階を習得したのち、テストを一発合格。
意外と簡単にいけた♪
おかげでアーンゲールおじいちゃんからはすごくほめられちゃったよ。
こうしてまた、伝説の勇者に一歩近付くことができました。
下界はここからは全く見えません・・・
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